戸山流の歴史

 戦前、日本陸軍戸山学校と呼ばれる戦技学校 が 東京の新宿にありました。現在の新宿区戸山公園は、その跡地となります。ここでは、近代戦闘技術に関するあらゆる研究がなされていました。古流居合を近代の白兵戦で十分に効果させる事を目的に、日本国内の多くの剣術家を招聘(しょうへい)して軍刀の 実戦操法の研究が行われ、大正14年「戸山流居合術」と名付けられました。