会長挨拶

戸山流居合道連盟会長 門川正輝


 私は、令和元年10月26日付けで「第2代戸山流居合道連盟会長」に推挙されました門川でございます。

 「戸山流居合道連盟」結成以来、率先陣頭に立って連盟の充実・発展にご尽力頂きかつ、各県連盟を的確に統括されてこられました、前会長 淺尾三郎先生の数多くの偉大なご功績を思うと、浅学菲才・若輩の身である私に連盟会長としての大役を果たせるか!と極めて不安ではありますが、連盟本部の諸先生及び各県連盟会長を初め会員の先生方のお力添えとご協力を頂きながら、連盟会長としての責務を果たして参りたいと思います。

 昨年10月開催しました第14回戸山流居合道全国大会は、連盟会長就任直後の大会長として大会運営に挑みましたが、主管県連盟の福岡県連盟は勿論のこと、ご参加いただいた各県連盟会長他の会員の先生方の積極的なご協力により、盛大な中に整斉と計画のとおりに大会が運営されて、事故なく無事に終了したことは、何よりの成果と思います。改めまして感謝と御礼を申し上げます。

 さて、今後の戸山流居合道の会務運営要領は、淺尾前会長の会務運営の要領を踏襲してまいりたいと思います。そしてこの間に連盟の運営要領及び各県連盟の現状を把握し、戸山流居合道連盟としての会務運営が整斉と行われるように「現状の問題点を明らかにしその対策(改善要領)等を検討」して、戸山流居合道連盟及び各県連盟の会務運営が、整斉円滑に行なわれるような環境の醸成に尽力したいと思いますので、連盟会員一人ひとりの積極的なご協力をお願い致します。

 現在の連盟の勢力は、非常に厳しい状態にあり、各県連盟は、意を用いて会員数増加の努力をされておられることと思いますが、更なる努力をお願いしたいと思います。係る現状において、我々の同志・後継者としての数多くの会員を育てることが大事であり、会員の応募は重要な課題です。先人が残した伝統的武道である「戸山流居合道」を、後世に伝えるのも我々に課された任務と思います。従って、会員増加施策の一環として「戸山流居合道連盟のホームページ」を作成したいと思います。今後、連盟本部の広報担当者が各県連盟の事務局長等に資料等の提供をお願いしますが、積極的なご協力を宜しくお願いいたします。